1) 日なた味噌の作り方
@黒大豆と玄米を一晩たっぷりの水につける。
A圧力鍋に移し、黒大豆がひたひたに浸かる位の水を入れ、沸騰後15分煮る。
(圧力鍋がない場合、5・6時間煮る)
次に玄米も同様に圧力鍋で炊く。
(こちらお水は白米より半合増しのお水を入れて沸騰後10分。
少し固めに炊く)
B黒大豆・玄米とも、布の上に広げて人肌になるくらいまでさましたのち、種こうじ菌(熊野町中溝通りの菅田薬局で購入してください)をかけて全体にかきまぜる。
翌日には麹が活発に働き白くなりますが、すっぱくならないようにしょっちゅうかき混ぜながら空気を入れ乾燥させる。
湿気てた豆がホロホロに乾燥し、ほこりが立ったようになったら発酵完了(約1週間)。
(セミナーではこの状態のものをお配りしました)

C次に「味噌仕込み」をします。
お勧めの方法は、醤油を使う方法です。
(塩を使うのは加減が難しいようです)
発酵させた豆と玄米を透明な容器に入れ、八分目まで醤油を入れて、蓋をして日なたにおく。1日1回は混ぜてください。とろとろになった頃が、「生味噌」のできあがりです。
きゅうりなどに付けてお召し上がりください。
1ヶ月ぐらいねかせると、味噌の完成です。
  

2) 納豆の作り方
@大豆を圧力鍋で煮る(方法は味噌作りと同じ)
A豆だけを容器に移す
(発酵に空気が必要な為、上までびっしりいれず余裕を持たせる。浅めの広い容器が好ましい)
B市販の納豆に沸騰した湯をかけ、かき混ぜることにより納豆菌を取り出す。
C上記の汁のみを、容器に移した豆にかける。
(納豆菌の植付け)
ネバネバ感を出したい場合は、砂糖を少々入れる。
(納豆菌の餌になります)
D容器の蓋をする。
E40度前後で、5・6時間置く。
豆が白くなってきたら、発酵完了。冷蔵庫で保存。